小金沢連峰 殿平(812.0m) 2011年12月04日

所要時間 7:16 車−−7:59 殿平 8:01−−8:26 林道−−8:29 車

概要
 東から北東に屈曲する尾根を往復。一部竹藪があるが基本的には植林帯が続く。山頂は樹林で展望なしだが大月市の山頂標識が設置されていた。南西尾根上に踏跡あり

 今週末は土曜日は大雨で天候の回復は午後遅くからになりそうで、土曜日は出かける元気もなく家で沈殿。疲れがたまっているのかよく寝た。翌日1日だけ出かけるとしたら近場しかなく、例のごとく山梨県内で地図を見て検討。短時間で2か所が回れる大月の殿平と大丸に決めた。

ここに車を置いて出発 尾根末端

 翌朝、朝飯を食って出発。大月ICで降りて真木集落を上がり、真木温泉の看板で細い路地を左に入るが軽自動車でないと通行したくないような細さだ。真木川を渡り鋭角に左に曲がって坂を上がり、次は鋭角に右に曲がる未舗装の林道に入る。昨日の雨で泥濘がいやらしいが、傾斜が無いのでどうにかなるだろうと強行突破したが、2WD車ではスタックしかねないので4WD車以外は止めておいた方が無難だろう。地形図で破線がある北東尾根末端には駐車余地が無く、少し回り込んだ場所に泥濘の無い駐車余地があったのでUターンして車を降りた。今日は気温が高く防寒着は不要だ。歩きだして気付いたが、北海道出張の関係で鈴を家に忘れてきてしまった!今日は手叩きで代用するか。

尾根に取り付く。籔は無い 廃林道?
倒木の多い尾根を登る 笹ではなく竹藪登場

 尾根末端近くから適当に斜面に上がると、籔は無いのだが倒木が多い植林帯で歩きにくい。ほとんど手入れされていないようだ。廃林道のような広い部分があるがこれも倒木で歩きやすいとは言えず、歩きやすい木と木の間を選んで適当に登っていく。予想通り籔は無くどこからでも山頂を目指せるようだ。と思ったら傾斜が緩む標高630m付近から笹ではなく竹藪(種類は知らないが高さ2,3mの低い種類)が登場、これは予想外だ。ただ、もがくほど高濃密ではないのでてで掻き分けたり何となくある薄い筋を辿ったり。薄いながら獣道らしい。

竹藪を抜ける 傾斜が緩んで肩に到着。西に進路変更
754m峰 再び竹藪登場
でも籔は薄い たまに赤テープを見かけた

 うるさい竹藪がやっと終わり、傾斜が緩んで710m肩に到着。実際は微小ピークになっているがまだここは山頂ではない。754m峰にかけては赤松と落葉樹林で落ち葉の積もった歩きやすい尾根が続く。754m峰を越えて山頂への登りにかかるとまたもや竹藪登場。何でまた竹なんだ! まあ、これも大した密度ではないので迂回することなく直進して突破する。濡れてなくてよかった。

竹藪が終わると明るい落ち葉の尾根 前方の盛り上がりが山頂
殿平山頂 南へ続く踏跡

 傾斜が緩むと殿平山頂に飛び出した。意外なことにこの界隈の登山道がある山でよく見かける大月市が設置した山頂標識が立っているではないか! 登山道の案内看板は無いが踏跡が南に延びており、797m峰を経由して藤沢集落辺りに続いているように思えた。この分だとネットで検索すればいくつも出てきそうだ。残念ながら山頂は樹林に囲まれて展望はなかった。

なんて書いてあるのか読めない木の札 今は使われていないTVアンテナ
最初は広い斜面を下る 小尾根を下る
林道に出た 東には車が見えた

 帰りも基本的に往路を戻ったが、710m肩から先の竹藪はウザいので尾根の西側を迂回した。おっと、その前に710m肩には登りで気付かなかった廃TVアンテナがあった。今は用済みなのだろう。迂回ルートは日当たりの悪い人工樹林の影響か竹は無く歩きやすい。適当に北に進めばどこかで林道に出るので尾根から外れてどんどん下っていく。ずっと檜の植林で籔は皆無なので好き勝手に歩ける。最後は左手から沢が見えてきて、その先に林道の橋があった。車を置いた地点より西に下ったようだ。林道に下りて東に向かうと林道は一直線で、置いた車が見えていた。

 

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